2016播州のめんまつり「乾麺レシピコンテスト」結果発表!

2016/6/10、11に2016播州のめんまつりでみかしほ学園の生徒さんによる「乾麺レシピコンテスト」が行なわれました。34品のオリジナルレシピから予選を勝ち上がってきた5品のメニューはこちら ①しらすとねぎのさっぱりピザピザ生地のかわりに「そうめん」を使用。チーズがのっているものの、レモンが添えられていてさっぱり風味。しらすとねぎの食感も斬新な一品! ②パリパリそうめんのライスコロッケこちらもコロッケの衣に細かく刻んだそうめんを使用。中身はトマトソース味のライスにチーズがとろーり。そうめんレシピとは思えない出来! ③ピリ辛まぜそうめん予選でも人気の高かった一品。ピリ辛のしっかりしたタレがさっぱりとしたそうめんのイメージを覆しました。濃いめの味付けとそうめんのコラボに箸がとまりません。 ④塩レモンそうめん王道なシンプルレシピかと思いきや、塩でしっかりと味付けされたそうめんはレモン風味と絶妙にあいまって、するするといくらでも食べられます。飽きさせない一品! ⑤天津そうめんこちらは中華風。天津飯の飯がそうめんです。卵とそうめんがぴったりなのはご存知のことかと思いますが、プラスとろみ餡がそうめんに絡んでがっつり食べられます。 と、以上のレシピが2016播州のめんまつりで試食ブースとして出展。アンケートに答えていただいたお客様による投票と審査員票で優勝者を決定。 優勝者のレシピはなんと、そうめんの里「レストラン庵」でメニューとして提供されます。 11:00〜のコンテストは大盛況。たくさんの方々がめずらしいそうめんのレシピに集まって、舌鼓を打ちました。投票しているところを拝見していましたが、それぞれのレシピに票が入っていく状況で、全く予想がつかない展開に。   14:00まで行うはずのコンテストでしたが、限定200食ということもあり、12時すぎには無くなってしまいました。楽しみにしてこられた方申し訳ございません。  15時からはいよいよ、審査員の票もプラスして結果発表に。 応援に来てくれた、姫路のアイドル「WT-Eagret」のみなさんとドキドキしながら発表を待ちます。   気になる第1位は・・・・ 「④塩レモンそうめん」でした! おいしかったという来場者の票もさることながら、乾麺を活かせていることや外観的なことなどが決め手となりました。ちなみに2位はたったの2票差で「パリパリそうめんのライスコロッケ」でした。こちらはめずらしさもあり、おいしいという声も高かったのですが、わずかに届きませんでした。 塩レモンそうめんを作った、山本裕介さんにはそうめんの里でのメニュー化の他にまぼろしのそうめんと言われる「三神」やそうめんの里でつかえる5000円分のお食事券などたくさんの賞品が贈られました。  以上、乾麺レシピコンテスト結果発表でした!   

【試食あり】2日間限りのめん特売!2016「播州のめんまつり」みかしほ学園による乾麺レシピコンテストも開催!

  2016「播州めんまつり」を6月10日(金)、11日(土)にじばさんびるで開催します。   日時:6月10日(木)、11日(金) 10:00~16:00 場所:じばさんびる9F特設会場   播州地方の豊かな自然と穏やかな気候・風土が育んだ播州の各種麺(手延べそうめん、乾麺など)の製麺各社による展示・試食・販売を行います。また、今年もみかしほ学園 日本調理製菓専門学校の生徒による「乾麺レシピコンテスト」が行われます。   455

伝統の味を守りつつ、時代にマッチした手延素麺

兵庫県の地場産品といえば、一番に思いつくのが手延素麺ではないでしょうか。スーパーマーケットの乾麺売り場には、数多くの手延素麺が並んでいます。その中でも、一番目立つ商品が、揖保乃糸です。揖保乃糸の歴史は古く、奈良時代にさかのぼります。揖保乃糸のブランドの誕生は明治時代のことです。小麦の調達の難しさから困難な時期もありましたが、外国産の小麦を使うなどして乗り越えることができました。  贈り物としての「揖保乃糸」 揖保乃糸を日本全国に広めた要因は、ギフトにあります。手延素麺は、その保存性のよさと食の好みの影響が少ないことから、ギフトの定番として現代でも人気があります。揖保乃糸が他のメーカーと大きく異なる点は、階級があることです。揖保乃糸の階級は、束ねている帯の色で表現されています。階級があることで、贈る側が希望する価格帯の揖保乃糸を選択することができるのです。 揖保乃糸は、兵庫県の地場産業としても有名ですが、テレビコマーシャルも有名です。昔から流れているメロディは一度聞くと頭から離れません。また、有名女優を起用することで、手延素麺のすがすがしいおいしさが表現されています。    最近はアレンジレシピが人気 兵庫の地場産業から発展した揖保乃糸は、現在ではさまざまな形態に変化して広まりつつあります。一昔前は、素麺の食べ方はめんつゆにつけて食べるだけでした。しかし、最近は洋風にアレンジしてみたり、お菓子作りに使ってみたりというレシピまで登場しています。また、揖保乃糸を使った専門店も人気店として登場しています。手延素麺は、原料が小麦粉と塩がメインとなっています。揖保乃糸は、さらに油脂を添加することによって味に深みをつけています。また、揖保乃糸は他の素麺よりも強いコシが特徴です。通常、素麺は茹ですぎると、苦みを感じる場合があります。しかし、揖保乃糸は、多少茹ですぎても苦みを感じさせず、コシを失うことはありません。この強いコシは、長年引き継がれてきた伝統によるものです。このコシがあるからこそ、様々な形態に姿をかえても揖保乃糸はおいしく食べることができるのです。実際、揖保乃糸は、グルメ界で有名なモンドセレクションで受賞もしています。世界が認めたおいしさです。  世界に広まっていく日本食としての手延素麺 兵庫の手延素麺は、今では世界中に発信されています。素麺のシンプルな味わいは、世界中の人に受け入れられやすい食材の一つです。平成18年には、ハワイでイベントを開催し揖保乃糸の味わい方を提案しました。以降、北米や東南アジアとその可能性はとどまることがありません。揖保乃糸は、世界の調味料との相性もとてもいいはずです。これからは、兵庫の地場産業としての揖保乃糸だけではなく、日本の食品として世界に広まっていくことでしょう。  絶えず発信していった「ブランド化」が人気の秘訣 手延素麺の作り方は、人の手にかかる工程が多いことも特徴です。また、天候に左右されることも多いのです。手延素麺が兵庫で発展してきたことは、偶然ではありません。兵庫の人たちの気質や天候が手延素麺作りにマッチしていたからです。そして、現状に満足することなく、テレビコマーシャルやイベント開催などの新たなチャレンジを続けてきたことが、現代でも衰えることがない揖保乃糸の人気につながっているのです。  揖保乃糸資料館 揖保乃糸は食品としての人気だけでなく、平成9年に設立した資料館も「そうめんの里」として住民や観光客から親しまれています。この資料館では、素麺の歴史を学ぶだけでなく実際に素麺を加工する場所の見学や体験をすることもできます。毎日、食べている揖保乃糸ができるまでの工程を実際に目にすることで、どれだけ手間と人手がかかっているのかを子供たちは実感することができます。 揖保乃糸 資料館 そうめんの里  食料があふれている日本で、食べ物を作る手間と引き継がれた伝統の技をみることができることは、食育にもつながっています。一つの食品で資料館が設立されることは、きわめて稀なことです。しかし、揖保乃糸には、資料館を設立させるだけの歴史が背景にあるのです。  伝統を守りつつ進化を続ける地場産業としての揖保乃糸 日本全国の地場産業には、様々な製品があります。そのすべてが長い歴史を背負っています。どの地場産品も危機に瀕するときがありましたが、手延素麺ほど発展し流通している地場産品はないのではないでしょうか。  手延素麺と言えば、揖保乃糸が思い出されるほど広く知られるようになったのは、昔から人から人に大切に伝えられてきたからなのです。伝統は、守っているだけでは時代に飲み込まれて消えて行ってしまいます。時代とともに、守りながらも発展させる必要があります。 兵庫の地場産品は、そのすべてが伝統を守りながらも時代に合わせた変化を遂げてきました。揖保乃糸は、その根本は変えずに時代に合った調理方法や場所を選んで発展し続けています。これからも、手延素麺は様々なブランドが出現すると思いますが、揖保乃糸が背負っている歴史の味に勝ることは難しいでしょう。 揖保乃糸には、時代に合わせることができる基盤があります。そして、兵庫の地場産業には、時代に挑戦する強さがあるのです。